助成金は、やはりお金絡みなので、不正受給やグレーな受給が後を絶たない状況があります。
「(従業員を休業させて)休業手当を支払っていたことにして雇用調整助成金をもらっていたが、実際は働かせていた」なんてのは、よく新聞などでも報じられますので、ご覧になったこともあるのではないでしょうか?
また、聞いたことのないような会社から「今なら助成金がもらえます」みたいな怪しい営業FAXが舞い込んでくることもありますが、これも何とも胡散臭いものです。
これはセンミツとも言いまして、「1000通送って3件の問い合わせにつながれば良しとする」という、何ともハタ迷惑な営業方法ではありますが、このFAXDMは、迷惑行為として近々特定商取引法により禁止される予定となっていますので、そのような方法を採り続ける業者にも?が付くところです。
FAX営業業者の手数料は、う~んどうでしょうか・・・この肝心な情報を書いていないFAXも多いようですが(汗)、30%なら良心的な方だと思います。
ただし、「会社への手数料」「提携社労士さんへの手数料」「コンサルティング料」「○○助成金計画書作成料金」などと、(それぞれは30%以下でも)合わせ技で50%を超えてくるような例もあるようですから、十分ご注意ください。
(ちなみに当サービスは、既存のお客さまなどのご紹介及びこのサイトによる宣伝しか行っておりません。報酬は全て込みで↓一番最後の手数料です。)
また、『助成金の手続きは全部こっちでやります。会社さんに損はありません!!』と言われてそのまま任せた結果、受給額の大半を(報酬として)巻き上げる類いのビジネスもあります。これも、確かに損はありませんが、釈然としないものがあります。
そのほか、『今なら厚生労働省の助成金で○○の代金が全て賄えます』といった営業を行う業者も珍しくありませんが、これをどうとらえるかは、事業主さまご自身のご判断となるでしょう。
○○の部分は、本来その助成金が主旨とするモノではないのですが、助成金は形式的要件さえ満たせば受給できる面もあるため、「車が買えます」「HPが製作できます」「設備投資ができます」「○○研修を実施できます」などと、何かに置き換えて営業する方法が存在するのです。
要は、受給できた助成金をどのように再投資するかは、本来は事業主さまの自由のはずなのですが、その再投資先を最初から(特に関連の無いものに)紐付けしちゃって営業しているのです。
これは(助成金の主旨に合っていない点は置いておいたとしても)少なくとも、その対価にふさわしい価値があるモノかどうかを見極める必要があるでしょう。
そのような状況もあるだけに、助成金を扱っているだけで怪しく見られかねない現状もあるのですが ^^; 当サービスにおいては、お客さまからの「これで会社を少し良くできる」とか「(従業員さんの)処遇を少しでも改善してあげられる」といった声を聞くにつれ、今では「これは中小企業の労務環境をブラッシュアップさせられるという、とても意義のある業務」であるとの認識を持っています。
助成金の手続きは、「全部そちらで適当にやっといてくれ」と言われてできるものではありません。
本当に適当にやってよろしければ、こちらも身体的にはその方がラクですし、受給までは可能とも思いますが、制度の主旨に沿わない助成金を無理無理受けても受給後のフォローを致しかねますので、お断りしています。
受給のためには、就業規則の作成も必要であれば、労務管理や教育制度などをどのように構築するかなどの議論も必要となってきますが、それはあくまで事業所及び(そこで働く)従業員さんのための議論であるはずです。
これまでのお客さまでも、気がつけば深夜12時過ぎまで議論していたなどは、珍しいことでもありませんでした。
そのように、事業所をより良くするための労は惜しまないとお考えの事業主さまのお手伝いをさせていただければ嬉しく思います。
【基本料金】助成金の申請代行手数料(就業規則の該当部分の改正作業込み) 受給額の15%(税込み、着手金無し) ※ただし、賃金制度や人事考課制度の設計等、特別な作業が発生するものは、別途お見積もりによるご相談となります。